地滑り 避難住民らが一時帰宅

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210307/1030016049.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

今月4日に地滑りが確認された糸魚川市来海沢地区では、引き続き被害の拡大を防ぐ
応急工事が進められるなか、一時的に帰宅できるようになった住民が荷物を取りに自宅に戻っていきました。

糸魚川市来海沢地区では、今月4日、長さおよそ1キロ、幅およそ100メートルの
地滑りが起きているのが確認され、住宅など6棟が全壊し、一部では停電や断水が続いていて
現在も23世帯37人に避難勧告が出されています。

7日は、ドローンによる上空からの調査が行われているほか、4日の夕方から
被害の拡大を防ぐためのブロックの設置作業が続いていますが、地盤が緩いことなどから
設置作業が終わる見通しは立っていません。
県によりますと、土砂をせき止めていた橋の左岸の集落の方へ土砂が広がっていて、
家を守るために大型の土のうを置く作業も行われるということです。

また、土砂が流入していない地域の住民は7日、一時的に帰宅できるようになり、
午前11時ごろ現地の対策本部で立ち入り許可書を受け取って、車で必要な荷物を取りに自宅へ戻りました。
許可書を取りに来た男性は、「家族と近所の方と戻ります。
避難生活が長くなりそうなので、下着を取りに帰ります」と話していました。

03/07 11:44