【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は8日の記者会見で、中国の王毅国務委員兼外相が台湾との関係強化政策を見直すよう米国に求めたことに関し「台湾が十分な自衛能力を維持できるよう支援を続ける。その立場は変わらない」と反論し、台湾との協力を継続する考えを表明した。

サキ氏は「インド太平洋地域における共通の繁栄や安全保障などを進めるために、同盟国、友好国に寄り添う」と強調。台湾関係法に基づく義務を果たしていく立場を示した。

対中強硬路線一辺倒だったトランプ前政権は、政府や軍の高官を台湾に派遣するなど、米台関係の強化を進めた。

共同通信
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