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観光庁:発表資料より

2020年の延べ宿泊者数は半減の3億人泊、客室稼働率も4割届かず、大都市・シティホテルが落ち込み −観光庁(速報)
https://www.travelvoice.jp/20210310-148264

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2020年の延べ宿泊者数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、前年比48.9%減の3億480万人泊だった。日本人は40.3%減の2億8677万人泊、外国人は84.4%減の1803万人泊となり、2007年の調査開始以来最低だった。延べ宿泊者のうち、外国人宿泊者の割合もわずか5.9%とどまった。

2020年の客室稼働率は全体で34.6%。施設タイプ別では、旅館25%、リゾートホテル30.9%、ビジネスホテル43.5%、シティホテル34.7%となり、いずれも2010年以来、最低となった。特にシティホテルの落ち込みが大きい。都道府県別の客室稼働率では、山口県が44.2%で最も高く、最も低かったのは山梨県の23.4%だった。

都道府県別の延べ宿泊者数のトップ3は東京の2979万人泊、北海道の1847万人泊、大阪の1712万人泊の順。ただ、前年度の比較では東京が62.3%減、大阪が61.1%減と、2大都市が大きく落ち込んだ。

2に続く