2021/03/08 17:25

 新型コロナウイルスの感染拡大でウェブ会議などの機会が増える中、金沢工業大学の坂知樹助教(34)は、パソコンの画面上で相手と視線を合わせながら会話できるシステムを開発した。相手の目を見ながら話すことで、会議や面接での円滑なコミュニケーションに役立つという。(山口千尋)

 インターネット電話「スカイプ」やウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」をパソコンの付属カメラで利用した場合、相手の顔が見える画面とカメラの位置が違うため、画面を見ながら話すと伏し目がちになるなど違和感があった。

 そこで坂助教は、画面の左右にカメラをセット。両方向から撮影した画像から立体的な情報を得る「ステレオマッチング」と呼ばれる技術を応用し、画面中央に視線が合った画像を合成して表示できるようにした。坂助教は「互いに相手の目を見ながら話せるため、より円滑なコミュニケーションが可能になる」と話す。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210305-OYT1T50101/