厚生労働省は先月25日に成田空港に到着した60代の男性が、フィリピンで報告されている新型コロナの変異ウイルスに感染していたと発表した。

 男性はフィリピンに滞在歴があり、症状はないという。国立感染症研究所によると、イギリスや南アフリカ、ブラジルで流行しているウイルスと同じ変異が確認されていて、同程度の強さとみられるとしている。

 国内でこのウイルスが確認されたのは初めてで、国立感染症研究所は今後、水際対策の強化を早急に検討するべきとしている。

(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/071ea79e5ac51275f07dc590a6214740923a9b80