旧すてきナイス、前会長ら有罪
横浜地裁、粉飾決算事件で
2021/3/12 16:36 (JST)3/12 16:52 (JST)updated
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 東証1部上場の住宅関連会社「ナイス」(旧すてきナイスグループ、横浜市)が粉飾決算したとされる事件で、横浜地裁(奥山豪裁判長)は12日、金融商品取引法違反の罪に問われた前会長平田恒一郎被告(72)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 同罪で起訴された元社長日暮清被告(69)は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、法人としての同社は求刑通り罰金1千万円とした。

 判決理由で奥山裁判長は「実質的に同社支配下の会社に不動産を売却する実態のない取引を行った」と認定。平田被告らは「投資家の信頼を損ねる犯行で悪質」と判断した。

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