0001ブギー ★
2021/03/13(土) 15:31:46.75ID:hpBs/A4f9茶髪を黒く染めるよう繰り返し指導され、精神的苦痛を受けたとして、大阪府立高校の元女子生徒(21)が大阪府を相手取り、慰謝料などを求めた訴訟で、大阪地方裁判所は、校則にしたがい、茶色の髪を黒く染めるよう指導することは合法的なものであるとの判断を下した。4年にわたって続いた元女子生徒と大阪府との争いは、33万円という賠償命令で終止符を打った。「スプートニク」は茶髪の人々が日本でどのような問題に直面しているのか、またなぜ社会は黒髪でない人に批判的なのか、調査した。
出る杭は打たれる
4年にわたった裁判手続きは、元女子生徒の勝利に終わった。しかし、それは彼女が求めていた勝利ではない。2017年に元女子生徒が起こした訴訟では、裁判所は、大阪府に対し、元女子生徒が黒染め強要によって不登校になった後、学級名簿に名前を載せなかった学校の行為などを違法として、33万円の賠償を命じた。
しかし、そもそもこの訴訟の争点はここではなかった。元女子生徒は、大阪府立懐風館高校(羽曳野市)に在籍中、1年半にわたって茶髪を黒く染めるよう繰り返し指導され、精神的苦痛を受けたとして、それに対する慰謝料など約220万円を求めていたのである。元女子生徒とその母親によれば、生来の髪の色は茶色だが、学校側は全員一律に黒髪であるよう校則で要求していた。
小学校時代は、髪を黒く染めなければならなかったが、生徒はそれによって、「頭皮や頭髪に健康被害が生じた。身体的特徴を否定され、精神的苦痛も受けた」としている。中学校時代は、地毛のままで通学していたが、教員たちは黒染めを強要し、圧力をかけ続け、中には、たとえば、「黒染めしないなら学校に来る必要がない」などといった不適切な発言をする教員もいたという。
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https://jp.sputniknews.com/opinion/202103138226934/