兵庫県尼崎市は13日、市立武庫東保育所で新型コロナウイルスの感染者が職員3人、児童2人に上り、クラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。同保育所は11日から臨時休業している。

 4日に30代職員の感染が判明。10日に別の40代職員(西宮市在住)も陽性となったため、12日に職員17人、児童54人にPCR検査を行ったところ、新たに30代職員1人と児童2人が陽性と判定された。残る児童11人のうち10人も検査を受けている。

 一方、尼崎市が13日に公表した新規感染者は、同保育所関係の3人を含め10歳未満〜60代の男女7人。いずれも無症状または軽症という。また、80代男性と90代以上の女性の計2人が12日に死亡したと明らかにした。同市が発表した死者は75人となった。

 同県西宮市は市内に住む10歳未満〜20代の男女5人の感染を発表した。20代女性の症状は明らかにしておらず、残る4人は軽症という。

 このうち10歳未満の男児と10代女性は、10日に公表された医療従事者の30代女性の同居者。また10代の男子学生2人は、11日に明らかにされた10代男性の同居者。

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