北海道は15日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに富良野(ふらの)市の接待を伴わないスナックで発生したと発表した。
感染者は経営者1人と従業員1人、利用客7人の20〜70代計9人。

客がマスクを外して飲食やカラオケを楽しむ場面があったという。

道の担当者は「会話やカラオケの際にはマスク着用を心がけてほしい」として、黙って食べる「黙食」を呼びかけている。

道によると、店側はマスク着用や定期的な換気、消毒などの感染防止策をとっていた。
客にもマスク着用を求めていたが、客側では徹底されていなかった。

この店の客はほとんどが常連。3月1〜11日に店を利用した客8人を検査し、このうち7人の感染が確認された。

今後、客5人程度の検査を予定している。道は店側が客を把握できているとして、店名を公表していない。
https://www.sankei.com/life/news/210315/lif2103150019-n1.html