バイオ燃料のドローンで輸送実験

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210317/5090013511.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「ミドリムシ」が原料のバイオ燃料で動くドローンを使って、竹富島から石垣島へ
物資を運ぶ実証実験が行われ、離島の物流への活用が期待されています。

実証実験は、バイオ燃料の開発を進める東京のベンチャー企業や産業用ドローンを扱う企業など4社が行ったものです。
実験は、クルマエビ1キロが入った箱をドローンで竹富島からおよそ5.5キロ離れた
石垣島の漁港まで運ぶもので、ドローンの燃料には、環境にやさしい
ミドリムシなどが原料のバイオ燃料が使われました。

ドローンは、高さおよそ100メートルの上空を時速20キロほどの速さで飛び、
漁港の敷地内に荷物を無事に届けることができました。
ベンチャー企業によりますと、コロナ禍で竹富島と石垣島を結ぶ船が減便された影響で、
竹富島の養殖クルマエビの出荷が滞る状態が続いていたということです。

実験を終えて、ユーグレナの出雲充社長は「実験の成功で、離島で不便だったことが解決されると思うし、
新鮮で豊かな島の産物など、付加価値の高い物を早く安く全国各地に届けることができるようになると思う」
と述べ、離島の物流への活用に期待を示していました。

03/17 07:46