アメリカ・テキサス州で、客にマスク着用を求めている飲食店が、人種差別的な落書きの被害に遭った。

ラーメン店の外壁に「ノー・マスク」や「死ね」などの落書きが無数に書かれている。
また、ベンチには「中国に帰れ」などの人種差別的な言葉もあった。

テキサス州は3月、マスク着用義務化のルールを撤廃したばかりだが、店では引き続き客に対して、店内でのマスク着用を求めていた。
店を経営するベトナム系の男性は、FNNの取材に対し、マスク反対派による嫌がらせと、ヘイトクライムの両方だと訴えている。

ベトナム系 ラーメン店経営者「怒りを感じるし、傷ついた。こんなことが起きて、とても悲しい。
『ノー・マスク』の落書きがあるから、マスク着用に反対する人がやったと思う」

アメリカでは、新型コロナウイルスの流行はアジア系住民のせいだとする偏見が社会問題になっている。
https://www.fnn.jp/articles/-/156902