新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに伴って、各国では社会的距離を保ったりマスクを着用したりする衛生対策が奨励されましたが、全ての人々がパンデミックに対する防御行動に従事したわけではありません。
 アメリカやイギリスの研究チームが発表した論文では、「収入が高い人ほどパンデミックの初期に自分を守る防御行動に従事する割合が高かった」ことが判明しました。

中略

 パンデミックが起きた際に社会的距離を取ったりマスクを着用したりすることは、自分自身の感染リスクを下げるだけでなく、他人に感染させるリスクも軽減します。
 しかし、全ての人々がこうした防御行動に従事しているわけではなく、一部の人々はパンデミック後も推奨される行動に従わない場合があります。

2021年03月13日 14時00分
https://gigazine.net/news/20210313-higher-persons-income-social-distancing/