JR西日本傘下の日本旅行(東京)が18日発表した2020年12月期連結決算は、純損益が127億円の赤字(前期は16億円の黒字)だった。新型コロナウイルス流行による旅行需要の激減で、過去最大の赤字となった。中期経営計画を見直す方向性も示し、20年末に194あった店舗を2年間で約90店舗へ半減させる。

売上高は前期比56・7%減の237億円。緊急事態宣言を受け、20年春に旅行需要がほぼ消失したことが響いた。政府の観光支援事業「Go To トラベル」で10月以降は販売額が前年同月を上回ったが、補うことができず国内旅行は約6割減、海外旅行は約9割減となった。(共同通信)

2021年3月18日 16:09
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