小池都知事は19日の会見で、1都3県への緊急事態宣言の21日解除が決定したことについて「都の状況は芳しくない」「また人の流れが増えるのではと心配」と危機感を示した。

 きょうの会見で小池都知事は「都の状況は芳しくない。依然として厳しい」と切り出し、「人の流れが随分増えている。“解除”という2文字によってまた人の流れが増えていくのでないかと心配される。引き続き徹底した対策をしていく」と危機感を示す。

 宣言解除後の22日以降はリバウンドを防止する期間だとし、「改めて日々の行動も点検していただきたい。半年くらい前は“ハッピーバースデートゥーユー(の歌)”で手を洗うのが励行されたが、その時の頻度と違ってきていないだろうか」と呼びかけた。

 また、医療提供体制は改善しているものの未だステージ2の水準には至っていないことから、「病床のひっ迫については、家庭内の感染を避ける点でも工夫が必要となっている。自宅での調整をしている間に感染することも考え、ホテルにすぐ入っていただく方法をとることを進めている」とした。
(ABEMA NEWS)

3/19(金) 15:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210319-00010005-wordleaf-pol