社会 2021年03月18日 17時00分

 兵庫県神戸市で、スーパーの冷蔵用コインロッカーを閉め、鍵を持ち去ったとして、47歳の男が逮捕されたことが判明。その行動と動機に呆れの声が上がっている。

 男は11日午後6時45分過ぎ、神戸市北区のショッピングモールを訪れると、設置されていた16個の冷蔵用コインロッカーの鍵を閉め、そのまま鍵を持ち去りコインロッカーを使えなくした疑い。男は14日午後7時10分頃にも同じ行為をしており、偽計業務妨害罪の疑いで逮捕された。

 警察によると、男は神戸市北区のスーパーマーケットに勤務する会社員で、「客を取られて面白くなかった」と話しているという。個人的な逆恨みから「嫌がらせ」に出たものと思われるが、その行動は極めて短絡的と言わざるを得ない。

 男の犯罪に、「凄い愛社精神。その熱意で合法的な対抗策を考えてほしかった」「従業員でここまでガチになれるなんて。ある意味凄いよね」「コインロッカー16個の鍵を閉めて持ち去る労力と熱意をほかのことに使えよ」と呆れの声が上がる。

 また、「行動力があるバカという感じ」「雇い主のスーパーも迷惑しているんじゃないの?」「こんな社員がいるスーパーもロクなもんじゃない」「日頃から犯人のスーパーで被害スーパーの悪口を言っていたんじゃない?」という指摘も。

 そして、「冷蔵ロッカーなんて防犯カメラだらけでしょ。同じスーパーの店員なのにわからなかったの?」「男が勤務するスーパーはセキュリティがガバガバだったんじゃない?」「わざと逮捕されたとさえ思えてしまう」と短絡的な行動を嘲笑う声も出た。

 愛社精神から来た行動だったのだろうが、犯罪ではなく合法的な勝負を挑むべきだったと言わざるを得ない。

https://npn.co.jp/article/detail/200012024