※スポニチ

参院予算委員会は19日、政府が決めた新型コロナウイルス緊急事態宣言の全面解除の妥当性を巡り論戦を交わした。菅義偉首相は医療体制などが改善しているとして、21日での宣言解除に自信をのぞかせたが、野党は対策が不十分で感染再拡大の不安が拭えないと指摘した。

立民の蓮舫代表代行は、解除を心配する国民の声が広がっているとして「埼玉、東京は感染者数が微増している。解除して本当に大丈夫か」と首相の認識をただした。対する首相は「大丈夫だと思う」と明言。1月の宣言再発令時と比べて、新規感染者数が8割以上減ったことなどを理由に挙げた。

[ 2021年3月20日 05:30 ]
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