ピロシキの名店「モンパルナス」移転 尼崎で48年経営、大阪へ|阪神|神戸新聞NEXT
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2021/3/20 05:30神戸新聞NEXT

「♪パルナス、パルナス、モスクワの味」と記憶に残るCMソングで一世を風靡した「パルナス製菓」(廃業)のピロシキを唯一扱う兵庫県尼崎市のカフェベーカリー「モンパルナス」が3月末で閉店、移転することが分かった。「尼のパルナス」と呼ばれて親しまれたが、コロナ禍で経営に大打撃を受け、48年の歴史に幕を下ろして大阪府豊中市へ移り再起を期す。

モンパルナスは阪神尼崎駅南側にあり、神戸・三宮の百貨店神戸阪急の「ピロシキ屋」と並び、兵庫県内で老舗のピロシキ販売店で知られる。

ケーキ製造会社「パルナス製菓」は80年代に近畿一円で約280店舗を出店。74年に創業家が独立開業したのが「モンパルナス」だ。パルナスが2000年に営業を終了しても、その味を守り店内で提供してきた。

しかし、コロナ禍で客足が遠のき、売り上げは半減。夜は営業しないため緊急事態宣言下で協力金も受け取れず、家賃の支払いにも窮するようになったという。

このため現在の65席を20席に減らし、大阪府豊中市の阪急宝塚線庄内駅近くで再起を目指す。5月1日のオープンを予定している。

古角武司社長(61)は「尼崎は店を育ててくれた街。いつか帰ってきたい」と話す。

(略)

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