環境省の有識者検討会は19日、日本の生物多様性を評価した報告書「生物多様性及び生態系サービスの総合評価」をとりまとめた。

報告書では、生物多様性が失われる速度は遅くなっているものの、悪化傾向が続いており、今後の対策として社会・経済活動の変革が重要だと指摘した。

2021年度にも策定する新しい生物多様性国家戦略の検討に生かす。

小泉進次郎環境相は同日の閣議後の記者会見で、菓子類や洗剤などの食料品や日用品の生産過程で、生態系の破壊が進んでいる可能性があると指摘、「生物多様性に配慮した商品が選ばれる社会に再構築する必要がある」と述べた。

生物多様性の総合評価は2010年から森林の生態系や都市の緑地の規模など約20項目の生物多様性に関して定期的に実施しており、今回は3回目。

生物多様性が回復傾向を示す項目はなく、いずれも横ばいか失われ続けていると評価した。

回復に向かうために必要な社会変革の例として、消費と廃棄の総量を減らすことや、商品の生産や流通に伴う環境への悪影響をコストに計上することなど8項目を挙げた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGG189FF0Y1A310C2000000/

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小泉進次郎・自民党農林部会長

人口減少は不可避です。

仮に明日、出生率が人口を維持できるという2・07にいきなりなったとしても、日本の人口減は当面止まりません。

だとしたら、今我々が持つべき発想はなんでしょうか。

皆さんは将来に悲観的な1億2千万人の国と、未来に楽観的で自信を持つ6千万人の国だったら、どちらの方が未来があると思いますか。

極端な例かもしれませんが、私は悲観的な1億2千万人の国より楽観と自信を持った6千万人の国の方がよっぽど強いと思う。

最大の日本の課題は、人口減少と少子化にある。

その打開策は、毎年減り続けることを悔やむ発想から早く飛び出して、減る中でもやっていけるという成功例を生み、人口減少でも大丈夫だという楽観と自信を生むこと。

それが結果として将来、人口が下げ止まる環境を作り、新たな日本の発展への道を描く。私はそういう考えでいます。

(東京都港区での講演で)

https://www.asahi.com/articles/ASJ9X516BJ9XUTFK00F.html

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