2019年7月の参院選広島選挙区をめぐり、公職選挙法違反の罪に問われた元法相で衆院議員・河井克行被告をめぐり、自民党の二階俊博幹事長は23日午前、「議論の余地のないこと。党としても他山の石としてしっかり対応していかなくてはならない」と述べた。

 河井被告が同日午前、東京地裁の法廷で衆院議員を辞職することを表明する前の記者会見での発言。
2019年の参院選広島選挙区をめぐっては、党本部から妻で新顔の案里氏側に計1億5千万円が提供されたことが明らかになっており、買収の原資になったとの見方もあるが、使途は明らかになっていない。

 二階氏は会見で「いやしくも政治は国民のみなさんにいろんな協力を求める立場。後ろ指を指されるようなことは厳に慎むべきものだ」とも述べた。

2021/3/23 12:52
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP3R44V0P3RUTFK00J.html

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%BB%96%E5%B1%B1%E3%81%AE%E7%9F%B3/
他山(たざん)の石(いし)

よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。「他社の不祥事を他山の石として会計の透明化をはかる」→他山の石以て玉を攻むべし