東京の有名シェフが医療者におにぎり 会津若松

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210323/6050013904.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、地域医療の最前線で働く人を励まそうと、
東京の有名シェフらが、会津の食材をふんだんに使ったおにぎりをつくり、会津若松市の病院に届けました。

これは、東京・南青山のレストランの成澤由浩シェフらが、全国の酒蔵で炊き出しを行う取り組みとして
先月、富山県で初めて行い、23日は、第2弾として、会津若松市の「宮泉酒造」で行いました。
おにぎりに使うコメは会津産のコシヒカリで、酒蔵の仕込み水を使って炊きあげ、
会津地鶏とごぼうなどを甘辛く炒めたものと、会津地方で保存食として親しまれてきた、
にしんの甘露煮と地元でとれた山菜をあえたものの、2種類の具を用意しました。
そして、酒蔵の関係者などおよそ20人が、病院に届ける200個のおにぎりをひとつひとつ、丁寧に握っていました。

このあと、成澤シェフたちは、会津若松市の会津中央病院を訪れ、武市和之病院長らにおにぎりを手渡し、
病院の職員たちはおいしそうにほおばっていました。
職員の女性は「おにぎりの具ににしんは初めてでしたが、とてもおいしかったです。
午後から仕事も頑張れそうです」と話していました。

成澤シェフは「この土地ならではの食材を使い、思いを込めてつくりました。
医療従事者の皆さんに少しでも感謝の気持ちが伝われば、うれしいです」と話していました。

03/23 15:30