※NHK

24日の東京株式市場、日経平均株価が23日の終値より一時、600円以上値下がりするなど、ほぼ全面安の展開となりました。ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が再拡大し、景気の先行きへの懸念が広がったためです。

日経平均株価、24日の終値は23日より590円40銭安い、2万8405円52銭。

東証株価指数=トピックスは、42.90下がって、1928.58。

1日の出来高は15億9135万株でした。

ヨーロッパを中心に新型コロナウイルスが拡大し、ドイツやフランスなどで経済活動の制限が再び広がっていることから、景気の先行きへの懸念が強まり、幅広い銘柄に売り注文が相次ぎました。

市場関係者は「経済活動の本格的な再開が遅れるという見方が広がって、特に影響が出やすい航空や海運などの銘柄が大きく値下がりした。さらに、このところ上昇していた原油価格が、感染の再拡大で需要が減るという思惑から下落し、エネルギー関連などの売り注文につながった」と話しています。

2021年3月24日 15時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210324/k10012933271000.html