コロナの感染拡大を抑えた日本や韓国、経済は米欧から置いてきぼりか


つい昨秋まで、新型コロナウイルス感染を抑制した国々について、
消費者需要の低迷が米国より長引くと示唆するのは非現実的に思えた。もはやそうではなくなっている。

アジア太平洋の多くの地域でワクチン計画が遅々として進んでおらず、
2021年下期になってもソーシャルディスタンシング(対人距離の確保)や移動制限が続きそうだ。

データ集積サイト「アワ・ワールド・イン・データ」によると、
現時点で中国のワクチン接種は人口100人当たり6回未満と、米国の38回、欧州連合(EU)の13回を大きく下回る。

アジア太平洋地域の先進国はさらに後れを取っている。
韓国、日本、オーストラリアはいずれも100人当たり2回未満の接種にとどまる。
https://jp.wsj.com/articles/slow-vaccinating-asia-is-squandering-its-economic-advantages-11616625079