トイレ詰まりの修理で、請求30万円以上…クーリング・オフにも応じない悪質“業者名”公表
3/25(木) 14:55配信 HBC北海道放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6f0ca2f7016f1ce1d1e5fe757398f1a40197121

 北海道は、契約のクーリング・オフに応じないなど、不当な取り引きをくり返していた水回りの修理サービスの業者名を公表しました。この業者への苦情は、2か月近くで37件に上っています。
 
 不当な取引をくり返していたのは、ホームページ上で「アクアサポート24(にじゅうよん)」と称する「T’ s(ティーズ)グループ」という札幌市の水回りの修理サービス業者です。
 北海道によりますと、この業者は、ホームページを見て問い合わせてきた客の家を訪問。トイレの詰まりなどの修理の契約を結び、作業をします。しかし、直らなかったり、翌日すぐに詰まったりした上、何度か修理をくり返し、平均で30万円以上という高額な請求をしていました。そして、クーリング・オフを求めた客に対し、拒否したり、一部しか返金しなかったりしていました。また、契約書などに記載された千葉県東金市の事業者所在地に拠点はなく、ホームページで所在地とされている札幌市中央区のビル内も実態のないレンタルオフィスで、郵便が受けられるだけになっていました。
 中には70万円もの請求でトラブルになったケースがあるほか、北海道が把握しているだけで、ことし1月末からの2か月近くの苦情相談が37件に上っています。このため北海道は、不当な取り引きをくり返していたとして、条例に基づき、業者名を公表。注意を呼びかけています。