政府の緊急事態宣言が解除された東京都内で、新たに394人の新型コロナウイルスの感染が確認され、6日連続で前の週の人数を上回り、増加傾向が続いています。

都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの394人で、先週木曜日(18日)から71人増えて、前の週の同じ曜日の人数を6日連続で上回り、増加傾向が続いています。

感染経路別では、家庭内感染が73人で最も多く、次いで、施設内感染が53人でした。80代の女性は、高齢者が集まったカラオケで感染したほか、いわゆる「昼カラ」の店の従業員2人の感染も確認されました。集合住宅で隣人と立ち話をして感染したケースもありました。

また、新たに60代から80代までの7人の死亡も確認されました。このうち6人は、同じ病院の「院内感染」で罹患していて、この病院では少なくとも230人が感染し、うち14人が死亡するなど、都内で過去最大のクラスターとなっています。

都内の感染者は11万8855人で、死者は1674人となりました。

一方、東京都は、海外渡航歴がない50代男性とパキスタンから入国した30代男性が変異ウイルスに感染していたと発表しました。都内の変異ウイルスの感染者は、33人となりました。

NNN

https://news.yahoo.co.jp/articles/28435efd22205c77d2f166544acd3afbb1b69824