県 教員採用申込書に「刑罰・懲戒歴」尋ねる項目新設へ

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210326/1010017563.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

教員による児童や生徒へのわいせつ行為が相次ぎ、教員免許の再取得に関する法整備が議論される中、
長野県は、新年度から教員を採用する際の申し込み書に過去の刑罰歴や
懲戒処分の有無を尋ねる項目を新たに設けることを明らかにしました。
県教育委員会は「処分歴があることで採用しないわけではなく、
個々の事案の程度に応じて判断する」としています。

教員による児童や生徒へのわいせつ行為は全国的に相次いでいて、わいせつ行為で処分を受けた教員が
二度と教員免許を取得できないようにする法整備などが国会で議論されています。
こうしたことを踏まえ、長野県は、新年度からの教員の採用について
事前に処分歴などを把握する必要があるとして、申し込み書に過去の刑罰歴や
懲戒処分の有無を尋ねる項目を新たに設けることを決めました。

これまで「資格・賞罰等」としていた項目を、「刑罰・懲戒歴」に変更して処分歴の有無を尋ね、
ある場合には処分内容の記載も求めます。
そのうえで、記載の内容が事実であることを署名をして宣誓してもらうということです。

国は、教員免許を失効した人の情報を検索できるシステムについて、対象期間を
直近の40年間に延長することにしていて、県教育委員会は
「わいせつ事案の発生などを防ぐため把握する必要がある。
処分歴があることで採用しないわけではなく、個々の事案の程度に応じて判断する」
としています。

03/26 07:28