https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210328/k10012940841000.html

大阪府と宮城県で新型コロナウイルスの感染者が増えていることについて、
立憲民主党の枝野代表は、知事の対応が事態の悪化を招いたと指摘したうえで、
両府県は緊急事態宣言の発出が必要な状況にあるという認識を示しました。

立憲民主党の枝野代表は、訪問先の松山市で記者会見を開き、首都圏の感染状況について
「もう明確にリバウンドに入った。宣言解除から1か月もたっておらず、
マネージメントが間違っていると断じざるをえず、このままだと何度も同じことを繰り返す。
政権を代える以外に危機を乗り越えることはできない」と政府の対応を批判しました。

そして、大阪府と宮城県で感染者が増えていることについて
「大阪府は時期尚早のタイミングでみずから解除を求め、このありさまだ。
宮城県も地元で『GoToイート』を進め、この結果で、それぞれの知事の責任は大変重たい。
今の感染者数の伸び方では、緊急事態宣言が必要だ」と述べました。

一方、内閣不信任決議案の取り扱いについて「菅内閣は信任に値しないが、
いつどのようなタイミングで使うかは、野党の数少ない武器なので、戦略的に考えていきたい」と述べました。