0001砂漠のマスカレード ★
2021/03/30(火) 08:27:33.71ID:/tsxKjro9●深刻さ増す「オールドニュータウン」の交通問題
「オールドニュータウン」という言葉をご存じだろうか。
多くの方が知っているであろう「ニュータウン」は、高度経済成長時代の1960年代に開発が始まり、1970年代にかけて全国各地に出現した新しい街の形だ。同じ時期に数多く出現した、日本住宅公団(現在のUR都市機構)が建設した団地や、鉄道会社が開発した田園都市なども、似たような内容を持つ。
ニュータウンのような住宅地は、当時の若いファミリー層が住みはじめ、そのまま暮らし続けているという例が多い。その結果、近年は高齢化が目立つようになっている。しかも、多くの住民がほぼ同時に居住を始めたために、年齢層の広がりがない。つまり、若い人が高齢者を助けるような状況が生まれにくい。そしてこのように老朽化したニュータウンは、「オールドニュータウン」と呼ばれるようになった。
現在のニュータウンは、高齢化を筆頭にさまざまな問題を抱えており、その1つに交通問題がある。当時の都市計画のトレンドを反映しているので、自動車交通が主役のまちづくりがなされた。住民も多くが自動車に頼る生活を送るようになった。
しかし高齢化が進み、一部の住民が運転免許証返納という年齢に達したことで、丘陵地域に造成されたがゆえに上下移動が多いことなど、日々の移動に苦労を伴う都市構造であることに気づきつつある。
●高齢化率36.2%の「高蔵寺ニュータウン」
名古屋市の隣、愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウンもその1つである。高蔵寺ニュータウンは日本住宅公団が初めて手掛けたニュータウンで、今から約50年前に入居が始まった。東京都の多摩ニュータウン、大阪府の千里ニュータウンと合わせて三大ニュータウンと呼ばれる。
最寄り駅はJR東海(東海旅客鉄道)中央本線、愛知環状鉄道が乗り入れる高蔵寺駅だが、多摩や千里のように駅周辺にニュータウンが広がっているわけではない。駅からニュータウン中心部までは約2kmあり、上り坂が続く。
かつては、名古屋鉄道小牧線小牧駅と桃花台ニュータウンを結ぶ、いわゆる新交通システムの桃花台新交通ピーチライナーが、高蔵寺ニュータウンを経由して高蔵寺駅まで伸びる計画があったようだが、2006年にピーチライナーそのものが利用者低迷で廃止された。
人口は、2005年10月1日は4万6911人、2020年10月1日は人口4万1119人で、微減という状況。注目したいのは高齢化率で、2005年は15.3%だったのに対し、2020年は36.2%となっている。同じ日の春日井市全体の高齢化率は、2005年が16.2%、2020年が25.8%となっており、2005年では市平均を下回っていたのに対し、2020年は大きく上回っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d1fff023c7e24c6d2cf438c71877fedb5d02232
3/30(火) 7:10配信
https://lifull-homes-press.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/press/2016/06/611e6487daf07d9d72ecbd49d2f0627c-600x450.jpg
https://www.ur-net.go.jp/news/2018/lrmhph000000xp2i-img/02.png
https://img.cf.47news.jp/public/photo/86e201d26450f9a34573cd6d0c32728b/photo.jpeg
https://i.ytimg.com/vi/M6dpwMp_jA0/maxresdefault.jpg
http://b767-281.cocolog-nifty.com/blog/images/2015/02/03/103_861203.jpg