鳥栖商業野球部の部長と監督 部員への「暴言」で謹慎処分

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20210406/5080008514.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

甲子園の出場経験もある鳥栖商業高校の野球部の監督と部長が、部員に暴言を吐いたなどとして、
日本学生野球協会から謹慎処分を受けました。

これは、6日に開かれた日本学生野球協会の審査室会議で報告されました。
協会や高校によりますと、鳥栖商業高校の野球部の32歳の監督は去年11月、
練習中に消極的なプレーをした1年生の部員を指導した際、「殺すぞ」と不適切な発言をしたということです。

部員の保護者から指摘があり、監督は謝罪しましたが、高校側は県高校野球連盟に報告しておらず、
その後、先月8日、県高野連に匿名の情報提供があって、問題が発覚しました。

また高校が、このあと部員に聞き取りをしたところ、57歳の部長が部員に対して、去年10月に
「コロナに感染しろ」と言ったり、ことし3月に「君たちは脳に障害があるわけではないので
真剣に聞きなさい」と言ったりする不適切な発言をしていたことがわかったということです。

この部長は、おととしにも暴言で処分を受けていて、日本学生野球協会は、
この部長を6か月間の謹慎処分にするとともに、監督も1か月間の謹慎処分にしました。

鳥栖商業高校の井上健史校長は「処分の連絡はまだ来ていない」としたうえで、
「教員の暴言は許されない。今回の不適切な発言と野球部の活動に影響が出ることを部員に謝罪したい」
と話していました。

04/06 18:23