同社製ワクチンを巡っては、接種後に血栓ができる事例も報告されている。
死亡例もあり、EUに加盟する十数カ国が3月中旬に接種を一時停止。

欧州医薬品庁(EMA)が「安全で効果的だ」との判断を示したことで多くの国は再開したが、
ドイツは接種対象を60歳以上、フランスは55歳以上に引き上げるなど使用を制限している。

フランスでは副反応を懸念する人々が同社製ワクチンを避ける動きも出ている。

AFP通信によると、4月5日までに北部カレーの接種拠点では550回分が準備されたが、70件の予約しか申し込まれなかった。

一方、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンについては、500回分の予約が5分で埋まる状況と報じられている。

アストラゼネカ製はファイザー・ビオンテック製より安価とされる。
コスト面などを配慮し、接種計画の際にアストラゼネカ製を重視した国で接種の遅れが目立っている。
https://mainichi.jp/articles/20210408/k00/00m/030/016000c#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3