強毒化した変異ウイルスは、もう誰にも止められない。全国的に変異感染は加速する。
旧株の感染とは違う、強毒化変異株は3密だけではたちうちできない。

・ウイルスは人体に感染し増殖を開始して、
 増殖の度に変異を繰り返すのが行動習性、つねに変化を続けて生き延びる仕組み。
 抗ウイルス剤が難しいのはそのためで大変厄介。

東京の変異株ウイルス→E484K=日本国内発生変異株
仙台の変異株ウイルス→E484K
大阪・神戸の変異株ウイルス→N501Y=イギリス型変異株

強毒性
N501Y>>>>E484K>>既知の旧型コロナ株(’20)
感染力
E484K>>N501Y>>>>>既知の旧型コロナ株

・これは今分かってる株だけの話で、感染が進行する中、変異が常態のウイルスは、
 常に未知の変異株が各地で発生していてもおかしくない。
 強毒化も弱毒化もするし、既成ワクチンや既成PCR検査をすり抜けるものも生まれる。

@PCR検査は既知株ベースで、感染が陽性、陰性を判定する
Aゲノム解析→感染患者の血液からウイルスを抽出してウイルスの配列を特定する

@は感染の有無を調べる検査、
Aは、感染ウイルスのタイプ、既存株か変異株か未知の変異株かを調査する
 また、ウイルスの構造自体の分析もする。

・現行のワクチンは変異前の旧株ベースで作られている
 基本的には旧株用に開発されたものは変異株には通用しない可能性は高い。
 ウイルスの変異株発生率スピードとの戦いだ。

・ワクチンは抗ウイルスの特効薬ではなく、あくまでも感染予防措置。
 感染前に接種しないと意味がない。治療薬ではない。

・日本は、感染判定のPCR検査が少ないだけでなく、今一番問題の変異株の
 検出のための感染者のウイルスのゲノム解析を全国で5%しか行ってない
 50%から60%の検体を調査している欧米との明らかな差で、
 95%の検体が未調査でスルーされている。体制を作ってないから出来ないのだ。
※無策、無防備の日本人が世界で一番危険なのだ。手遅れは人災だ