北アルプスの涸沢岳で、男性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、遺体は今月6日から行方不明となっている茅野市に住む37歳の男性とみて、身元の確認を進めています。

午後1時すぎ、北アルプス涸沢岳の標高およそ2200メートルの谷で、捜索していた岐阜県警のヘリコプターが心肺停止の状態の男性を発見しました。
男性は登山ルートからおよそ350メートル下の谷付近で発見され、頭や顔を激しく損傷していて、滑落したとみられています。

警察によりますと、茅野市の男性は6日に1人で岐阜県側から1泊2日の日程で入山しましたが、予定を過ぎても連絡がなかったため家族が警察に届け出て、岐阜県警が捜索していました。
警察は、遺体は茅野市の男性とみて身元の確認を進めるとともに、死因などを調べています。

(04月10日19時02分)
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