フランスの非政府組織(NGO)などは9日、中国新疆ウイグル自治区での人権問題を巡り、強制労働や人道に対する罪の隠匿の疑いで、
衣料品店「ユニクロ」のフランス法人を含む衣料・スポーツ靴大手の4社をフランスの当局に告発したと発表した。

同国メディアが伝えた。受理されるかどうかは不明。

人権擁護団体など3組織と自治区内のウイグル族収容施設の元収容者が告発した。
報道によるとユニクロ以外は、「ZARA」などのブランドを擁するスペインのインディテックス、米スケッチャーズ、フランスのSMCP。

NGOは告発の対象とした4社について、取引企業が弾圧に関わっていないと確認するため十分努力したことを示していないとしている。
https://www.sankei.com/world/news/210410/wor2104100024-n1.html