東京都医師会の尾崎治夫会長は13日の会見で、14日に開幕100日前を迎える東京五輪・パラリンピックについて
「これ以上感染が広がることがあれば、現実的には従来通りの色んな国から選手が来て開催される五輪というのは、
例え無観客であってもなかなか難しい」との見方を示した。

尾崎氏は「変異株の拡大など急速な感染拡大があった場合は、さらにワクチン接種も遅れ、
医療従事者もコロナ患者対応に専念せざるを得ない」とし、「そういう中での開催となると、
こういう形なら安全に国内外に感染者増やすことなく開催できるという厳しい感染予防体制を、
国や組織委員会の方に早めに示して欲しい」と注文を付けた。

また、現在の都内感染状況について「第4波に既に入っている」との認識を示し「いま踏ん張らないと大変なことになる、
大事な時期であることを政治の方でもはっきりしたメッセージを伝えるべきだ」と述べた。
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