米ジョンズ・ホプキンス大学によれば、ブラジルで過去1か月間に新型コロナウイルスによって死亡した人の数は7万7515人で、
新規感染件数は200万件を超える。ブラジルでは全27州・直轄区のうち3カ所を除いて集中治療室(ICU)の使用率が80%を超えている。

ブラジルでは、政界での対立や調達の難しさからワクチンの接種も遅れている。
保健省によれば、ワクチン接種を終えた人の数は630万人と人口の約3%にとどまる。

少なくとも1度のワクチン接種を行った人の数は2110万人だが、
少なくとも150万人が2度目の接種のスケジュールで遅れが生じている。

専門家は、新型コロナウイルスの流行を抑止できない限り、新たな変異ウイルスが登場する可能性があると警告している。
ブラジルに存在している変異ウイルスに対してはすでに警鐘が鳴らされている。

ブラジルで最初に見つかった変異ウイルス「P.1」によって隣国では感染件数が増加しており、
フランスは今週に入り、ブラジル発着の航空便について運航の一時停止を行った。
https://www.cnn.co.jp/world/35169329.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3


抗議活動として新型コロナの犠牲者を象徴するマットレスに花を置く女性=3月24日、ブラジル・リオデジャネイロ
https://www.cnn.co.jp/storage/2021/04/14/33454d4cc1089487bb9296f6d426cad8/t/768/432/d/210413153510-01-rio-de-janeiro-covid-deaths-protest-0324-super-169.jpg