「多頭飼育崩壊」か 犬虐待疑いで逮捕 自宅に動物24種類

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20210414/1000062991.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

自宅で飼っていた犬をふんがたまった状態で放置するなどして虐待したとして、
46歳の女が警視庁に逮捕されました。
自宅からはあわせて24種類、50匹余りの動物が見つかり、調べに対し
「コロナ禍で海外旅行に行けなくなり、その分のお金をペットの購入にあてた」
などと供述しているということです。

逮捕されたのは、東京・大田区の職業不詳、※クワ添亜紀容疑者(46)です。
警視庁によりますと、今月、自宅で飼っていた犬5匹をふんがたまった状態で放置したうえ、
えさを十分にやらずに衰弱させ虐待したとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。

「動物を劣悪な環境で飼育している」と自宅を訪れた知人から通報があったということで、調べに対し
「週に1度は掃除をしていたが、動物が多すぎて手が回らなくなった」
と容疑を大筋で認めているということです。
自宅からは犬のほか、ワニやヘビ、それにハリネズミなどあわせて24種類、58匹の動物が見つかりました。
いずれもふんがたまったりえさが腐ったりした状態で、周囲には悪臭が漂っていたということで、
すべて民間の団体に保護されたということです。

調べに対し「コロナ禍で趣味の海外旅行に行けなくなり、その分のお金をペットの購入にあてた」
などと供述しているということで、警視庁はペットが増えすぎ、適正な飼育ができなくなる
「多頭飼育崩壊」の状態だったとみて調べています。

容疑者の自宅の近くに住む男性は「去年あたりから悪臭がひどくなりました。
えさを求めているのか、犬の鳴き声が1日中聞こえていたこともあります。
また、犬が家の外に出ていたこともあり、子どもを近くでは遊ばせないようにしていました。
近所の人が何度も苦情を伝えましたが、聞いてもらえませんでした」と話していました。

※クワは「桑」の「又」の部分が「十」と「くさかんむり」

04/14 12:54