カタールの支払い機能無効カード悪用か スリランカ国籍男逮捕

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20210413/3000016201.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

中東・カタールで発行され支払い機能が無効になっているクレジット機能付きプリペイドカードが、
国内の読み取り機では決済できてしまう場合があることを悪用し、名古屋市内の店舗で
ゲームソフトなどをだましとったとしてスリランカ国籍の男が逮捕されました。
同様の被害は全国で相次いでいて警察が店舗に対し注意を呼びかけています。

逮捕されたのは、スリランカ国籍で千葉県神崎町に住む無職、
カルボ−ウィラゲー・プラボーダ・ラクシャーン・アルウィス容疑者(23)です。
警察によりますとラクシャーン容疑者は、去年9月、名古屋市内の中古ゲーム販売店で
ゲームソフトなど186点、およそ136万円相当を他人名義の
海外のカードを使ってだましとったとして詐欺の疑いがもたれています。

カードは中東・カタールの金融機関が発行したクレジット機能付きプリペイドカードで、
発行元によって支払い機能が無効化されているということですが、国内の読み取り機では
決済できてしまう場合があり、詳しい原因はわかっていないということです。

警察はラクシャーン容疑者の認否を明らかにしていませんが、100回以上にわたって決済し、
ゲームソフトなどをだまし取っていたとみて詳しいいきさつを捜査しています。
同じような被害は去年5月ごろから全国で相次ぎ、被害額は3億円以上にのぼるとみられるということで、
警察は店舗に対して注意を呼びかけています。

【店員”「爆買い」だと思っていた”】
ラクシャーン容疑者は、別のスリランカ人の男女とともに、ゲームソフトなどを
およそ1万5千円ずつになるよう適当に組み合わせて決済を繰り返していました。
警察によりますと、被害にあった店の店員らは少額決済を何度も繰り返すことに不信感を抱いたものの、容疑者らが
「海外のカードはこういうもので限度がある。何回も使える。お金は大丈夫」などと話し、
実際決済もできたため、「爆買い」だと思って納得してしまったということです。

全国でも少額決済を何度も繰り返す同じような方法でゲームや楽器、ブランド品など、
さまざまな商品がだましとられているということです。

04/13 12:47