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大戦中の義勇軍「フライングタイガーズ」正規の空軍部隊だった。米紙が報道(1991/07/08, 読売新聞

【ロサンゼルス七日=桝井成夫】
第二次大戦で蒋介石総統の中国国民党軍に協力、
中国南部とビルマ戦線で日本軍機を大量撃墜したことで知られる「フライングタイガーズ」は、
日米開戦半年前の一九四一年春、米国防総省の承認のもとに
空軍基地から集められた戦闘機パイロット二百五十九人による正規の“エリート空軍部隊”だった、
と六日付のロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

同部隊はこれまで、民間義勇軍とされ、国防総省自体、
陸軍省や大統領とのつながりをいっさい否定してきたが 約百人の生存者が国防総省に史実を認めるよう請願、
このほど退役軍人として認められたという。

同紙によると、「フライングタイガーズ」のパイロットは、
蒋介石の軍事顧問クレア・シェンノート氏によって、当時の新米パイロットの五倍相当に当たる月給六百ドルと
日本軍機一機撃墜ごとに五百ドルという破格の報酬で、全米各基地から集められた。