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「打倒英国」日本人社出版部 松井賢一 著 昭和14(1939)

三、人類の恥辱英の國辱阿片戰爭

・・・事を極めて、審さに事態の真相を摘出すればする程、その権益なるものは東洋民族の敵であり、
世界の不名誉なる存在として、当然抹殺せらるべき運命にあると云わなければならぬ、
小難しい顕微鏡的法理論等を用ふるまでもなく、苟くも今次の日支事変が聖戦であり、
日本皇軍が道の軍である限り、東亞新秩序建設が目的である限りに於ては、
交戦権の発動を俟つまでもなくこれを追っ払って明朗東洋の建設を期すべきである。

吾等が此処に述ぶるまでもなく、
由来英国は、道徳も、信義も、節度も、左様なものは毫末も持合わせてはいないのである。
何時如何なる場合に於ても、自国中心であり、それは打算主義であり、便宜主義であり、比較主義である