カンテレ

神戸市は20日、新型コロナウイルスへの感染が確認された男性が、入院先が見つからないまま自宅で死亡したと発表しました。
神戸市で入院調整中に死亡した感染患者は2人目です。

自宅で死亡したのは神戸市内に住む40代の男性です。
男性は一人暮らしで、今月13日に発熱症状がありPCR検査で陽性が判明しましたが、軽症だったため自宅療養の状態でした。

15日には中等症まで悪化し、入院が必要と判断されたものの、感染者の急増で病床がひっ迫していたため入院先が見つかりませんでした。
その後、20日に自宅での死亡が確認されました。

男性に基礎疾患はなく、死亡が確認される前日まで重症化していませんでした。
急に死亡した原因がよく分からないため、神戸市は行政解剖を行う予定です。

男性の死亡について記者会見で発表した神戸市健康局の花田裕之局長は「重症者ですら入院先が見つからないケースが増えていて、今後何人亡くなってもおかしくない状態だ」と述べました。

神戸市は、23日から医師会や薬剤師会の協力を得て、自宅療養中の患者への電話や往診を増やすなどできる限りの対応をしていくとしています。

4/21(水) 20:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f635faac3845a1e36bad2f5db901f98ff1f114e7

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