そもそもワクチンという予防措置一般の考え方、医療思想自体にかなり疑うべき点がある。

客:というと?

主:あれはもともと病原体の一部を体内に入れて、免疫を獲得させることに期待するという発想だろ。ジェンナーが種痘で成功して一気に広まったわけだけど、天然痘の激減と消滅がほんとに種痘によるものかどうかに疑問を投げかけてる専門家もいる。彼らによると、生活が改善されたことが激減の理由で、イギリスでは、種痘は副作用が大きいため禁止されたこともあったという。考えてみれば、病原体の一部を人為的に植え付けるわけだから、こういうことが起こりえてもおかしくないと思う。もともとほとんどのワクチンが必ず副作用を引き起こして、時には重篤な事例を生むことはよく知られてる。

客:そうなのか。俺も少し勉強しないといかんな。

主:ぜひそうしてほしい。俺も素人なりに一生懸命考えてるから、一緒に勉強しようぜ。種痘は必要性がなくなった後もずっと続けられてたし、ポリオワクチンも現在必要がないのに打ち続けられてる。麻しんワクチンなんか、死亡者がゼロになってから導入されて今も続けられてる。さらに言うと、肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンのように、打って効果があるよりも、副作用による死亡数のほうが多いワクチンもあるんだ。

客:ワクチンの副作用ってのは、病原体の一部が体内に入ることで起きるのか。それだと、その病気に感染したことによる症状が出るのはわかる気がするが、他にも何かあるの。

主:それが大ありなんだ。まずワクチンの投与でできた新しい抗体によるADE(抗体依存性感染増強)というのがある。抗体が、免疫細胞などへのウイルスの感染を促進した後、その感染した免疫細胞が暴走してしまう。また、免疫系が自己と非自己の識別ができなくなって健全な細胞を攻撃してしまう現象を自己免疫疾患というんだそうだが、ワクチンの投与はこれを誘発する可能性がある。

また、生ワクチンでない不活化ワクチンの場合、効果を高めるためにアジュバントと呼ばれるさまざまな物質を混入させるので、それによる副作用も考えられる。現在のワクチンには、毒性の高い水銀やアルミニウムなど多種多様な物質が含まれているので、これらによる副作用もあるだろう。ワクチンはほとんどが劇薬指定だっての、知ってた?

客:え! そうなの?

主:俺も今回ちょっと勉強して初めて知ったんだ。これじゃ、打つ気しなくなるよね。それ以上に、今回の新型コロナワクチンは、遺伝子組み換え技術によってmRNAを体内に初めて入れる試みなんで、体細胞遺伝子への影響が未知数だから、接種後何年もして、遺伝子そのものに重大な変異が起きるかもしれない。これは単なる副作用の問題じゃなくて、「人間改造」と言っても大げさじゃない問題なんだ。

客:ああ、それは聞いたことがある。俺も、それ聞いた時、怖いなと思ったよ。

主:それに研究開始から商品化までの期間が数か月と、異様に短い。最短でも2年から3年はかかると言われてるのにね。これはワクチンの有効性への信頼を落とすと同時に、なんでこんなに早くできたのかについて、ある政治的な理由が考えられるね。

客:つまりカネが動いて製薬会社と政府機関が結託していたという……。

主:そう。でもそれだけだったら、これまでも当たり前のように行われてきたよね。これも後で話すけど、実はもっと大きな背景がありそうなんだ。そうそう、ワクチンの専門家でベルギーのゲールト・ファンデン・ボッシェ博士というのがこんな意味のことを言ってる。彼はワクチン推進勢力のメンバーであるだけに、よけい信用したくなるんだ。一種の内部告発かな。

《新型コロナワクチンは、自然免疫を永久的に抑制するため、ウイルスの突然変異に対して抵抗できないし、変異以前にそれに対応するワクチンを設計することもできない。だから新型コロナワクチンが変異株に対して有効であるとの証拠はない。そうすると、ワクチン接種を受けた人ほど、変異株による感染を引き起こす可能性があるし、また、接種しなかった人にも感染が波及していく恐れがある》

客:自然免疫をかえって抑えちゃうのか。一方、接種されたワクチンでは変異株には対応できないと。だから、その変異株による感染が接種しなかった人にも及ぶ可能性がある、と。なるほど論理的に筋が通ってるな。もしその変異株が強毒性だったら、やばいな。もしそんなことになったら、ワクチン接種者のほうが感染拡大の原因になるっていう皮肉な事態だな。

主:その通り。
https://38news.jp/economy/18110