【苫小牧】苫小牧漁協は21日、漁獲量日本一を誇る苫小牧市沿岸のホッキ貝のけた引き網漁業が、水産資源保護の国際的な認証制度「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」を取得したと発表した。道内2例目で、道内の漁協が単独で認証を受けるのは初めて。

 MELは、日本水産資源保護協会(東京)が水産資源や海洋環境の保全に配慮した漁業にお墨付きを与える仕組み。同漁協は殻の長さ9センチ以上の貝だけを出荷し、毎年の資源評価に基づく漁獲枠も設定するなど、持続可能な漁業の確立に力を入れてきた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/535827/