2日から東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで開始予定だった柔道男子日本代表合宿が、
参加選手1人の新型コロナウイルス感染を受け、急きょ中止になったことが1日、分かった。
合宿には東京五輪全7階級代表を含む選手19人と、スタッフ10人が参加予定だった。

 参加者は1日午前に都内に集合し、全員がPCR検査を受けた。午後に結果が判明し、選手1人の陽性が確認されたという。
29人は即時解散。コロナ下で初めて五輪代表が一堂に会する合宿になるはずだったが、中止を余儀なくされた。

 緊急事態宣言が発令される中、全日本柔道連盟の医科学委員会の助言も受けて、実施予定だった合宿。
井上康生監督も「五輪から逆算して重要な時期。バブルにして実施する」と話していただけに、今後の強化に誤算が生じることは必至。
また、9日からはロシア・カザンでの国際合宿に参加予定の選手もおり、影響が懸念される。

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