※ソース内に動画あります

線路に“撮り鉄”が侵入。

危険行為の瞬間をカメラがとらえていた。

新緑の中を走る電車。

すると、「まもなく急停車します。ご注意ください」という車内アナウンスが流れ、突然、電車が急停車。

“撮り鉄”の男が、線路内に侵入。

あろうことか、停車中にも写真をパチリ。

特別仕様の記念列車を撮影したかったがあまりの行動だった。

この映像は、5月1日に千葉県内を走るJR成田線に乗った乗客の1人が撮影したもの。

警報音が鳴り、非常停車した電車。

線路のすぐそばには、カメラを構えた“撮り鉄”の男の姿があった。

電車が停車しても、何事もなかったかのように、シャッターを切り続ける。

その後、うしろを一度振り返ると、自分が原因で停車していることに気づいた様子。

線路脇に居続けたが、ようやく撮影することを諦めたのか、カメラの前から姿を消した。

すると、「現在、線路内に人がいない確認が取れました。まもなく運転を再開いたします」というアナウンスが流れ、電車が進み始めた。

この迷惑行為によって、電車は、2分間の非常停車を余儀なくされた。

この動画を撮影していた乗客は、“撮り鉄”の男のこんな危険な行為を目撃していた。

乗客の男性「(線路内の)石のところから、電車の撮影をしていた。30メートルとかそのくらいでよけていったかな」

映像を確認すると、線路内にいた人影が電車が近づくと、土手へ逃げていく様子がとらえられていた。

線路に侵入してまで撮りたかった電車とは、どんなものだったのか。

お目当ては、成田線開業120周年を祝したヘッドマークと、特別なカラーであしらわれた記念列車だった。

近隣住民は迷惑行為について...。

70代「地元の人からすると、ただ迷惑なだけ」

50代「もともと電車の本数もないし、電車が遅れたりするのはよくないし、危険な行為ですよね」

JR東日本は、「線路内に立ち入る行為は大変危険なので、絶対におやめください」と注意を呼びかけている。

021年5月4日 火曜 午後6:44
https://www.fnn.jp/articles/-/178188