大阪府内のすぐに入院できる病床の数と、それがどれだけ埋まっているかを示す「病床運用率」は、重症患者用の運用率が初めて100%を超えました。

5日の時点で重症患者用の病床は、▽実際に運用されている病床が361床、患者が372人で、「病床運用率」が103%と初めて100%を超えました。
コロナ患者用ではなかった病床で、急きょ重症の患者を受け入れたため、100%を超えたということです。
これとは別に、▼重症患者1人を滋賀県の医療機関で受け入れているほか、▼73人が、大阪府の要請に基づいて、軽症・中等症の患者用の病床で治療を受けています。
(重症患者の数は446人)。
また、▽軽症・中等症の患者用の病床は、実際に運用されている病床が2105床、患者が1735人で、運用率は82.4%です。
▽無症状の人などが療養するために利用するホテルなどの宿泊療養施設の部屋は、実際に運用されている部屋が3475室、宿泊療養者が1752人で、運用率は50.4%となっています。

NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210505/2000045126.html