神戸市北区の畑で横転していた乗用車のトランクからコンビニ店長の男性=同区=の遺体が見つかった事件で、車は店長の名義だったことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

 車を運転していたのは、兵庫県警が死体遺棄容疑で逮捕したアルバイトの男(27)=神戸市北区=とみられ、無免許だったことも判明。男は自宅近くの道路で横転事故を起こして事件が発覚した。

 店長の遺体は目立った外傷がなく、顔と両手首がテープで巻かれており、兵庫県警捜査1課は男が店長の死亡に関与した疑いがあるとみて捜査している。

 男は店長の店のアルバイト従業員だったが、捜査関係者によると、働き始めて間もなかったという。調べには黙秘しているといい、同課は男の刑事責任能力の有無を慎重に調べるほか、店関係者らから事情を聞いている。

 同課は7日朝から店長の遺体を司法解剖し、死因を調べている。同日午後には男を送検する。

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