神戸市長田区の介護老人保健施設で、4月中旬以降、130人以上が新型コロナウイルスに感染し、23人が死亡していたことが分かりました。

兵庫県神戸市長田区の介護老人保健施設では4月14日に新型コロナウイルスの感染者が確認され、その後、5月7日までに入所者と職員あわせて134人の感染が確認されたということです。

施設などによりますと神戸市内の医療体制がひっ迫していることから、感染者の多くが入院できず、23人が施設で亡くなり、2人が入院先で死亡したということです。

施設では現在、医師や看護師が感染者に対し、酸素の吸入などにあたっているほか、保健所の指導に基づき、ゾーニングするなどの対策を取っています。

神戸市は、クラスターとして感染経路などを調査するとともに7日午後、施設内の詳しい状況について説明するとしています。

サンテレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/310e41f1748a234427e13cf27f113edc8dcf58e9