「マールボロ」や「ラーク」などを手掛けるたばこ大手の米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)は、10年以内に日本で紙巻きたばこの販売から撤退する方針を表明した。2020年の改正健康増進法施行で飲食店で食事しながら紙巻きたばこの喫煙ができなくなるなか、国内シェアで7割を握る加熱式たばこに注力する。

5日に最高経営責任者(CEO)に就任したヤチェック・オルザック氏が日本経済新聞のオンライン取...(以下有料版で,残り993文字)

日本経済新聞 2021年5月7日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC28C360Y1A420C2000000/