今回のまん延防止措置の延長について、専門家はどう見ているのか。
政府分科会のメンバーに見解を聞きました。


岡部「できるだけ3月の解除時点ぐらいのレベルには行かないといけない、今そこは越えている」

政府分科会メンバーで、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長です。
現在の県内の状況では、まん延防止措置を「延長せざるを得ない」と話します。

記者「(自粛は)あまり意味がないという意見、出歩くことを我慢しない人もいる」
岡部「実感はそうだと思う。叩いて休んで、叩いて休んでを繰り返す中で、
あんまりそれをやりすぎても、なんだ同じことをやっているんじゃないかともなるし。
ただいったんうつってしまうと、その重症度はインフルエンザに比べるとはるかに高い、
見えないところでの注意点がある」

変異株の増加も懸念される中、岡部所長は、
若い世代に対して警戒を呼びかけるとともに、
緊急事態宣言が出されている地域に学ぶべきだと指摘します。

岡部「『俺たち大丈夫』っていうのに比べると、
やっぱりかかった場合は、前とちょっと違うという意識は持ってもらわないと。
働き盛りと若い人たちの入院が増えているのも事実。
どうしても楽しみの部分はあるが、楽しみのレベルはちょっと今は落としてもらわないと。
大変失礼だが、大阪のようになっちゃいけないと思う。
大阪が逆に言えば、見せてくれているわけなので、
大阪が言っている反省の部分は神奈川で生かさなくちゃいけない」

tvkニュース(テレビ神奈川

https://news.yahoo.co.jp/articles/38f247acee5f1f82c26d29c727a0693af6592d78
https://i.imgur.com/DVDpwTN.jpg