2021.5.8 23:53

 アフガニスタンの首都カブール西部の女子校近くで8日、爆発があり、ロイター通信によると少なくとも40人が死亡、多数が負傷した。犯行声明は確認されていない。地元民放トロテレビによると、爆発時は下校時間で、犠牲者の多くが女子生徒とみられる。

 目撃者は、爆弾を積んだ車が最初に爆発した後、複数の爆発が起きたと話した。ロケット弾が着弾したとの情報もある。

 現場は同国で少数派のイスラム教シーア派を信仰するハザラ人が多く住む地区。カブールでは反政府武装勢力タリバンや過激派組織「イスラム国」(IS)が活動している。

 バイデン米政権は米中枢同時テロから20年となる9月11日までの駐留米軍の完全撤退を進めており、治安の悪化が懸念されている。(共同)

ソース https://www.sankei.com/smp/world/news/210508/wor2105080031-s1.html