茨城県境町の一家4人殺傷事件で、殺人容疑で逮捕された男の自宅の家宅捜索が行われています。
男がインターネットでサリンの精製に関する本などを購入していたことが新たにわかりました。

この事件は、2019年9月、境町の民家で会社員の小林光則さんと妻の美和さんが胸や首を刃物で刺され殺害され、
長男と二女がケガをしたものです。警察は小林さん夫婦に対する殺人の疑いで逮捕した岡庭由征容疑者の自宅の家宅捜索に入りました。
去年11月に殺人予備の疑いで家宅捜索した際には、ナイフや薬品などおよそ600点を押収しています。

また、捜査関係者によりますと、猛毒の植物「トリカブト」やサリンの精製に関する本などをインターネットで購入した履歴が見つかったということです。

岡庭容疑者は容疑を否認しているということですが、警察は押収物を分析するなどして動機の解明などを進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48a8c6e3622ccd4b7d84bf8cf019d6f41f6dc82a